【協力隊ブログ】愛媛県の踊りと言えば…?

<用松 隊員>

皆さん。夏休みはいかがお過ごしでしたか?
私は、高知県と徳島県の県境にある吉野川支流の渓谷でキャニオニングに初挑戦してきました!
滝を滑り降りたり滝壺に飛び込んだりし、危険と隣り合わせのスリルを味わいながら、全身を使って川の上流から下流へと下っていきました。
昨夏、サーフボードで江ノ島の波と戯れていた時は、まさか1年後に吉野川の激流と格闘しながら川下りをするとは思ってもみませんでした(笑)
愛媛県内にも、面河渓、滑床渓谷、薬師谷渓谷等のキャニオニングスポットがあるので近々行ってみようかと思ってます。

さてさて、本題に入りますが・・・その前にクイズです。
これは、何でしょうか??

鍋のようにも見えますが、正解は「鐘」です!
四国は、徳島の阿波踊り、高知のよさこい鳴子踊り等、8月に踊りのお祭りが盛んにありますが、
新宮地域でも先月827日に「鐘踊り」というお祭りがあったので、今回見に行きました。

鐘踊りは、江戸時代1600年終期~1700年初期)に創始され、戦国時代に亡ぼされた領主大西備中守元武を供養したり後世へ伝えたりするための踊りで、「愛媛のまつり50選」であると共に、県の無形民俗文化財にも指定されてます。

▲一つひとつ手作りされた小道具も必見です!

 

鐘踊りは、面、棒ふり、締太鼓、鐘、長刀、まさかり等の役割に分かれ、太鼓や鐘に合わせて22名のグループで休憩 や交代を挟みながら、3時間近く鐘踊りは続きました。

地域の方の話によると、昔は何時間でなく何日も踊り続けていたとのことでした(驚)。

また、昔は選ばれた方だけが踊り手になっていたという歴史がありますが、現在は住民の高齢化や人口減少により、新宮地域だけでなく川之江や三島の方々が踊り手として参加されているそうです。

 

 

 

鐘踊りの開始時は、「愛媛」だけでなく「香川」「徳島」ナンバーの車が多く見られましたが、残念ながら見物する多くの方々が途中で帰宅され、終了時は地元の方々だけが残ってました。しかし、鐘踊りの見どころは「ヤレトウ」と言う最後の踊りや歌です。鐘だけでなく、扇を持ち歌いながら踊りが披露されるんです!

最後に・・・
今月24日は、愛媛FCの四国中央市マッチシティゲームがニンジニアスタジアムで開催される予定なので観戦に行く予定です。四国中央市の国体集火式が終わり、来月から国体も始まります。

いよいよスポーツの秋まっしぐらです!

(●^o^●)

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