【協力隊ブログ】待ちに待ったお茶摘み!!

〈井内 隊員〉

新宮地域の井内です。
新宮でも金砂・富郷地区と同じように、お茶の栽培が盛んです。今年は、私も手摘みと機械摘みを体験させて頂きました。

~手摘み~

▲手摘みの様子です。

 「一芯二葉」で摘み取ります。一芯二葉の「芯」とは、まだ葉が開いていない状態の葉のことで、芯と新芽の先端から2枚の葉の部分を摘み取る方法です。

▲これが「一芯二葉」の部分です。

 葉を引きちぎるのではなく、ポキっと折る感じで摘み取っていきます。

この時に注意しなければならないのは、うどもげ(しもかずき)という茎の下部の小さい葉の部分を一緒に摘み取らないということです。これが混ざってしまうと、味が落ちるそうです。

▲うどもげ(小さい葉の部分)、わかるでしょうか??

 

▲うどもげが混ざっていないか手作業で選別中です。

 

~機械摘み~

機会摘みは、手摘みと違って新芽のところだけを摘むのですが、非常に難しかったです。機械が重い上に傾斜地なので、足に力を入れてふんばりながら機械を移動させていくことになり、技術とともに体力も必要とします。機械を使用されている方の力強さに改めて感心しました。

▲機械摘みの作業をしているところです。

▲機械摘み後の茶畑です。

  

地域の皆様やお茶の栽培及び加工に携わっている方々の協力で、とても美味しい新茶が今年も出来上がりつつあります。

 そして今年は、6/3(日)に 「霧の森お茶まつり」が開催されますので、皆様、是非、新宮まで足を運んでみて下さい!!

 

 

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