【協力隊ブログ】サル被害への取り組み

<青木 隊員>

こんにちは、地域おこし協力隊の青木藍です。新宮ではフクジュソウが満開を迎え、早咲きの桜がもう咲き始めています。

暖かくなってはきたものの、山の中にはサルの餌となる木の実や木の葉がまだまだ少ないようで、サルが畑や果樹を荒らす被害が聞かれます。また、年々サルが人を恐れなくなってきており、威嚇行動をしたり、糞をして人家周辺を汚したりするなどの問題行動にも悩まされるようになってきています。

そうした中で、市役所の農業振興課から「サル捕獲用箱罠づくり」の研修があるとの情報をいただき参加しました。
この研修は一般のホームセンターで購入できる身近な資材を使ってコストを抑えてサル罠を作る方法を学ぶことができるとのことでしたので、新宮地域のみなさんにもチラシを作成して紹介しました。10人もの参加希望があり、改めてサル対策への意識が高いことが分かりました。

写真は、当日の研修の様子です。
講師に愛媛県の農林水産研究所の企画環境部長の喜多景治氏を迎えて、まずサルの生態や問題行動を起こす原因、他地域での取り組みの紹介がありました。その後、1つの箱罠を5人ほどのグループで作成し、最終的には4つの箱罠ができ上がりました。
扉の取り付けや扉を閉めるための仕掛けづくりなどの作業を実際に体験することができ理解が深まりました。また、罠に入ったサルに逃げられないための工夫や餌の置き方など、捕獲にあたってのコツを教えて頂きましたので、今後の参考にしたいです。

作成した箱罠のうち、2つを新宮地域で使用できることになりました。1つは大窪地区に設置する予定で、設置する場所の地主の方の了承も得ることができました。2~3か月は罠を作動させず餌付けをすることで、サルの警戒心を解いてスムーズな捕獲をしたいと考えています。もう1つは今後地域の方と設置する場所を決めたいと思います。

これからもこうした研修があれば地域に紹介して、地域全体で被害を減らしていくような活動ができればと思います。