【協力隊ブログ】山の魚たち

<青木 隊員>

こんにちは、新宮地域の青木です。
気温が上がってきましたね。お茶畑や山の木々が青々としてとても綺麗です。

一方で、山の中は虫が増え、有害鳥獣捕獲活動で罠を仕掛けたり見回りをしたりする際に、アブや蚊が寄ってきて大変な時期になりました。本当は虫よけスプレーのような匂いがあるものは、人間がいると動物に察知されてしまうので身につけないほうがいいのですが、そうもいきません。
私は「ディート」という虫よけ成分が、30%配合されている虫よけスプレーを使っています。なんでも、この成分はアメリカ陸軍が第二次世界大戦のジャングル戦で、虫が媒介する感染症の重大さに気づき、開発したのだとか・・・。マダニにも効果があるようなので、頼もしいです。

 

天気が良く、お出かけ日和が続くと外遊びがしたくなりますね!
先日、地域の人と一緒に近くの川へ遊びに行ってきました。
みんなで釣り竿を持って山道を歩き、近くの川へ。

▲橋の上から水面を見下ろすと本当にきれいな青色をしていました。

▲みんな童心にかえって真剣な顔つきで釣りをしていました。

この日は、川の水温が上がらず、魚が餌をなかなか食べないようで、全員が苦戦。半日かけてオイカワを1匹だけ釣ることが出来ました。新宮地域では「シロハヤ」というそうです。写真のものはまだ若い個体で地味な色合いですが、もう少し大きくなると青や紫、ピンク色になりとても綺麗だそうです。

 

 

そして知り合いの方から天然のアメゴをたくさん頂きました!

▲はじめて天然のアメゴを手にしましたが、養殖とは全く違う美しい色合いに感動しました。

▲この写真のアメゴは20㎝以上ありました。

▲素材の味を楽しみたくて、塩を振ってから炭火でじっくりと塩焼きに。

▲小さいアメゴは天ぷらに。

ふわふわとした食感と濃厚な魚の旨味が、忘れられない味となりました。

アメゴたちは山奥の秘密の沢で釣ってきたそうです。場所は内緒とのことでしたが、たくさんのアメゴが泳いでいる川を想像するだけで、ワクワクしました。梅雨時期が一番よく釣れるそうなので、これからが楽しみです。