【協力隊ブログ】ミツマタで卒業制作(新宮小中学校×多羅富來和紙)

こんにちは!協力隊の大廣です。

12月に入り新宮では雪が降り始め、

すっかり冬を感じるようになりました。

今月は、新宮小中学校と多羅富來和紙の大西さんによる連携

「ミツマタで手漉き和紙の卒業証書制作プロジェクト」が開始しました!

小中学生と一緒に行った今月の活動をお届けします。

 新宮小中学校の裏山、学有林にはミツマタの木が群生しています。

 そこにあるミツマタを収穫して、皮を剥ぎ、手漉き和紙を体験。

 完成したミツマタ100%の和紙で今年度卒業生の卒業証書を制作する

 というプロジェクトが始まりました。

①ミツマタの収穫体験(12/13)

 第1回目は、中学1年生がミツマタの収穫体験を行いました。

まずはみんなで山道を登ります。

大西さんによる説明を受け、収穫が始まります!

(成長しきったミツマタは大きかったです)

安全に気を付けながらミツマタを切っていきます

ミツマタは想像以上に切りやすかったです

自分たちの身長以上の高さの木を運びます

約2時間収穫をし、1時間以上かけて学校近くまで運び出しました

推定100kg以上のミツマタが収穫できました!

〇ミツマタ皮剥ぎ体験(12/16)

 第2回は、小学5年生と中学1年生がミツマタの皮剥ぎに挑戦しました。

先週収穫したミツマタが工房前に並べられていました。

工房の窯にミツマタを入れ、甑で囲って蒸していきます。

3時間以上蒸されたミツマタと御対面です。

あったか~いと小学生の歓声が上がります(笑)

ミツマタの皮剥ぎを実演して説明しますが、、、

なかなか剝けません、、、(窯の故障が原因でうまく蒸せてなかった)

小学生は2人1組になって皮剥ぎに挑戦です!

みんなで協力して取り組みました。

終了間際には雨が降り出しましたが、無事に終了。

みんなで剥いだ皮で、いよいよ手漉き和紙を制作します。

年明けの小学6年生と中学3年生による卒業制作、楽しみです!

今年は市の花がミツマタに制定され、様々な取り組みを実施することができました。

1年間、大変お世話になりました!

2025年もよろしくお願いいたします。