こんにちは、協力隊の大廣です!
今月9日、東京ミッドナイトホールで開催された
『第8回地域おこし協力隊全国サミット』に観光分野の講師としてお招きいただき、
事例紹介の発表をしてきました。
今月はその内容をレポートします!

地域おこし協力隊の制度実施を行う総務省が主催する本イベント、
なぜ四国の田舎でひっそりと活動している私に講師依頼が来たのか?
よく分からないまま引き受けました、、、
観光分野の協力隊は主に、
〇すでに観光地として知名度のある地域で、観光促進の最前線で活躍している
〇まだまだ観光として弱く、これから観光分野の発展を目指す地域で、
未来に向かって地域と一緒に走り出す活動
大きくこの2つに分類ができると思っており、四国中央市は後者です。
おそらく、全国の地域おこし協力隊で観光分野に携わる方は
後者の立場で地域とともに活動されている方が多いと思います。
同じような立場で活動する協力隊の皆さんに
何か良いメッセージを伝えられればと思い、事例発表に臨みました。

同じ会場で「関係人口分野」の事例発表をしてくださった、たなかなおこさんは、
元熊野市地域おこし協力隊で、新宮とは「熊野」つながりがあり、
旅が好きなところにもシンパシーを感じました。

これまで、大学や高校でお話しする機会はありましたが、
こんなにたくさんの協力隊の前で話す機会は初めてで、とても緊張しました。
同じ立場の方々の前で話していると、共感できる部分が多かったのか、
みなさん真剣に聞いてくださり、スライドを写真に収めてくださる方もおり、
話しやすい雰囲気でした。

発表の準備をしてて感じたのは、全国にも恥じない活動ができているのかなと。
1年目からチャンスをたくさんいただき、また地域の方々も応援して下さり、
自分の活動に励むことができました。
全国の協力隊が抱える課題は、共通して受け入れ側の体制や役場の理解、
調整をしていくことが難しいということ。
確かに自分自身も、公務員としての働き方は協力隊が求められていることに
相反する部分が多く、民間とのギャップを感じることが多くありました。
自分の活動を円滑に進める上で、自分の意見や信念を押し付けて正当化するのではなく、
公務員としての働き方やルール、円滑に進めるためのプロセスを
少しでも理解することが一番大切だと感じました。
自分がここまでできたこと、四国中央市役所の職員さんが自分のことを
「地域おこし協力隊」という身分ではなく一人の「大廣」として見てくれ、
自分のやりたいことを尊重してくれていたこと、本当に感謝しなければ!!!
と本気で思いました。
身分や環境、地域に関係なく、一緒に働く人への『リスペクト』を忘れない。
そんな当たり前を改めて考える機会にもなりました。

会場では出展自治体のPRブースや、特産品販売のマーケットがあり、
全国にはまだまだ知らない自治体がたくさんあるなと思いました。
素敵な機会をいただき、ありがとうございました!
さて、いよいよ任期満了まで1ヶ月に迫りました。
ギリギリまでイベント満載の、私らしい1ヶ月を過ごします。
最後まで、よろしくお願いいたします!!
~3月の新宮イベント情報~
3/2(日) 新宮公民館長杯レクバレー大会(@新宮小中学校 9:00~)
3/2(日) 霧の森交湯~館リニューアルオープン(12:00~)
3/2(日) 癒しの演奏と新宮茶会(@霧の森交湯~館2階 14:00~15:30)
3/8(土) 新宮茶で楽しまナイト(@霧の森交湯~館2階 17:00~19:00)
3/9(日) 新宮公民館長杯バトミントン大会(@新宮小中学校 9:00~)
3/9(日) 阿波のでこまわし(@あじさい茶屋 昼頃~)
3/22(土) 熊野の杜のマルシェ(@熊野神社 10:00~15:00)
3/23(日) 塩塚高原山焼き(@塩塚高原 ※予備日3/30)