四国中央市では、来年度からコミュニティスクールを本格的に導入する方針で、今年度はモデル校として手を挙げた小学校5校（南小学校・川滝小学校・寒川小学校・長津小学校・小富士小学校）が4月から実施しています。
コミュニティスクールとは、学校、保護者、地域の人が意見を出し合いながら学校の運営を行っていく仕組みのことです。
地域の子どもたち一人ひとりが豊かに育っていくために、地域のみんなが応援していこうというこの取り組みは、諸外国では進んでいますが国内ではまだまだこれからの制度です。
今回モデル校となっている南小学校は、地域が主体となった活動が盛んなエリアでもあり、これまでに90人以上のボランティア登録があり、5月29日にコミュニティスクールのキックオフ行事として行われた対面式には、公民館長や婦人会員などの地域住民ら33人が出席しました。
今後は地域からの応援として、登下校時の見守り活動を行い、学校からの要請に応じて学校行事に参加することが想定されることから、紹介の後で、あいさつをしてじゃんけんをするゲームが行われ、子どもたちは地域の人達と元気良く言葉を交わし、仲良くなっていました。
また、対面式のあとにはボランティアメンバーにむけて、学校長がコミュニティスクールの意義や今後の活動内容について、犯罪や災害などから子どもの命を守り安全性を高めることや、学校業務を見直し教職員が子どもと向き合う時間を増やすことを目指すと説明しました。この児童と地域ボランティアとの対面式の様子をぜひ動画でご覧ください。
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