切山地区で採れた原料のみを使った紙すきと水引の体験イベントが、12月16日、地区内の国重要文化財「真鍋家住宅」でありました。
手漉き和紙職人大西満王さんが「オール四国中央産」の手すき和紙の実現を目指す中、高級和紙の原料で、今ではほぼ流通していない良質な「ガンピ」を地区内の山を巡って集めるなど住民も協力し「切山和紙」が誕生しました。
イベントは地域おこし活動に取り組む住民グループ「切山みらい」が企画。参加者5人が大西さんに教わりながら紙すきを体験しました。
紙をいろりのそばで乾燥させる間、伊予水引金封協同組合の女性グループ「美結会」のメンバー指導のもと梅の水引細工作りにも挑戦し、和紙と組み合わせて御朱印帳のラベルとポチ袋を仕上げました。