【協力隊ブログ】活動のご報告と3月の金砂・富郷の風景

<古沖 隊員>

地域おこし協力隊として四国中央市に来て、はや1年が経とうとしています。
期待と不安のなか移住したのですが、地域の方々があたたかく迎え入れてくださったおかげで、1年間色々なことにチャレンジしながら過ごすことができました。
1年目ということもあり、なかなか成果というのは出ていないのですが、あと2年でなにか1つでもかたちにできるように、これからも努力していきたいと思います。

昨年より行っていた『お茶畑とハナシバ(シキミ)畑の再生』についてのご報告です。
私と地域の1~2名の方が一緒に作業を行ってくださり、先日ひとまず完了いたしました。
お茶もハナシバも今回深く刈ったので、収穫ができるのは順調にいって、2~3年後とのことです。今後は草の管理をしながら施肥等のお世話を続け、収穫ができるように成長を見守っていく予定です。

ハナシバ畑のビフォーアフターです。

▲杉の木の後ろに見える緑色のところがハナシバの木です。けっこう茂っています。

▲現在の様子です。ハナシバの木と共に大きな杉の木も切ってくださいましてすごくひらけました。

▲切った後の丸太は座るのにちょうどよさそうな大きさだったので、お願いしてもらってしまいました。これから乾かして皮を剥いでイスにする予定です。

大きな木を切ってしまうのはもったいないと思ったのですが、「これを切れば明るくなって、今後一人で作業する際にも良いから」と仰ってくださって、ご自身所有の木を切ってくださったのでした。申し訳ないのと、感謝の気持ちでいっぱいです。
この辺りは鹿や猪がよく出没しているのですが、木を切り見通しが良くなったことで、鹿等の出現が少しでも減少するとよいのですが…。

▲切る前のお茶畑です。向こうにある石垣が見えないほど伸びていましたが短く切りました。

▲のこぎりやハサミを使用し、どんどんと切っていきました。

▲▼作業終了後です。

▲今年は例年にないほどの寒さでお茶畑の木々も凍えているようでした。葉がないので尚更そんな風に感じてしまいます。

▲お茶畑から雪もとけた3月の初め、いつもお世話になっている地域の方が肥料を分けてくださったので、お茶畑に施しました。

 

先月の寒さが嘘のように、最近は暖かくなってきました。先日集落で作業をしておりましたらふきのとうを見つけました。

▲ふきのとうです。

▲椿です。

▲翠波高原の入口です。

▲3月初めの翠波高原です。今は寂しい様子ですが、例年4月の第3日曜日に「菜の花まつり」が開催されています。

▲昨年の写真です。

今年もぜひ、翠波高原に菜の花を見にお越しくださいませ。

 

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