【協力隊ブログ】夏の川景色in新宮地域

<用松 隊員>

新宮の用松です。
先日、蛍を見ようと自宅近くの川へ出掛けましたが、時期が遅すぎ全くいませんでした。がっかりしながら真っ暗な夜道をトボトボと歩いていたところ、すぐ傍で角のある大きな野生の鹿に出くわしました。近づこうとするとすぐに逃げられましたが、鹿の迫力を間近で感じることができたことに満足しながら帰路につきました。

さてさて、本題に入りますが・・・
新宮と言えば、お茶、道の駅、大福、あじさい等が連想されますが、
夏の新宮で私のおススメは、
ズバリ 「川」 です!!

新宮地域は、北は法皇山脈、南は四国山脈の間に位置していますが、
川は四国山脈から新瀬川や馬立川を経由し、
吉野川水系で最長の支流である銅山川へと合流する地形です。
新瀬川の水は透明度が高く水温は低いですが、馬立川や銅山川へと流れるに従い、
水は濁り水温は高くなっていきます。
新宮地域は日中
30℃近くの暑い日が続きますが、
皆さまの住んでいる地域はいかがでしょうか?
暑い夏に少しでも涼しい気分を味わって頂ければと思ったため、
今回のブログでは、新宮地域にある川の見どころをいくつかご紹介させて頂きます。

①新宮地域の中心を流れる銅山川

新宮のシンボルとも言われる銅山川橋が あり、市役所庁舎、公民館、商店等がある新宮地域の中心地にあります。河原へ下りると、江戸時代より渡し舟のあった渡口跡や別子銅山で使われ流れ着いた石(銅山鉱)を見つけることができる等、川を見ながら愛媛の歴史にも触れること ができます!

②霧の森からさらに上流の馬立川


 道の駅「霧の森」の傍には馬立川が流れていますが、水は澄み浅瀬が多く夏休みシーズンということもあって、家族や友達同士で訪れ川遊びをされる方を多く見かけます。それからさらに少し上流へ行くと、川の風景を独り占めできます!

③新瀬川と馬立川の合流地点


洞窟のような大きな岩や新瀬川の激流の音と馬立川のエメラルドブルーの水のコントラストは、まるで異国のリゾート地や秘境へ来たかのような気分にさせられます。地元ではジャブチと呼ばれてます。

最後に、新宮地域へ川遊びに来られる方々へ・・・
新宮地域の地元の方々に川の見どころスポットを聞き行ってみましたが、草が生い茂り先へ進めなかったり、足場が崩れ崖下に落ちそうだったり、岩場の苔が大量に生え滑りやすかったりする等、危険な箇所がいくつもありました。川は、涼しくて気軽に遊べる場所ではありますが、事故の無いよう気を付けて遊びましょう。また、天候により急な増水があるため、大雨・洪水警報や注意報、雨や雷にはくれぐれもご注意ください。

それでは皆さま、良い夏休みをお過ごしくださ~い。

(^o^)

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