【協力隊ブログ】猟期に向けての準備と燻製づくり

<青木 隊員>

協力隊の青木です。
気温が下がってモミジも赤く色づき、山の木々もますます鮮やかになってきました。朝夕は冬のように冷え、厚手の上着がないとつらいほどです。

今は地域の人の話を聞きながら、イノシシやシカがいて、罠をかけてもいい場所を探しています。初心者が安全に罠をかけられる場所がなく、苦労しています。
下の写真は山に持っていく荷物です。罠の本体、ロープ、剣鉈、スコップなど、必要な物が傷んでないか、しっかり作動するか確認しました。

特に罠は少しの歪みでうまくバネが上がらず、獲物がかからない場合があると聞いています。また、ワイヤーが傷んでいると獲物がかかった時に千切られる危険があるので、サビやバリが出ていないか確認しました。 仕掛けを調整するのにかなり力が必要なので大変でした。

あと、猪の燻製を作りました。


たくさんお肉を頂いたときは、こうして保存食にしています。一度加工してから冷凍保存すると時間がたってもおいしく食べることが出来ます。
ジビエの肉を食べるときは、中心温度75度、1分以上の加熱を行い、しっかりとしっかりと熱を通し、使った包丁やまな板も熱湯やハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムを使って、殺菌を行うと安心です。このお肉は一度しっかりとお湯で茹でてから燻製にしました。
これから本格的に狩猟の時期になるので、いろいろ料理を作ってみるのが楽しみです。

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