【協力隊ブログ】お茶のシーズン来たる!

<菊池 隊員>

金砂・富郷地区担当の菊池です。
5月に入り、地域では平成だ令和だといった元号のことよりも、もっぱらお茶の育成状況の方が話題に上がる季節になりました。(もちろん、元号の話も話題になりましたが!)

今年は降雨量が少ないこともあって、茶葉の伸びがあまり良くないとのこと。そうはいっても、当然収穫はするわけで、菊池もちょくちょく手伝いに呼ばれています。

お茶とは関係ないですが、椎茸の菌の植え付けもやってきました。
ただ、原木に菌を植え付けても、収穫できるのは来年の秋なので、収穫できる頃には協力隊は終わっています。収穫にも立ち会えるといいのですが……。

お茶も椎茸も、単に地域のお手伝いではなく、菊池の業務の一つである「地域のPRや観光、特産品化」に繋げていかなくてはなりません。

お茶は、この2年の活動の甲斐もあってか、飲食店や商店から富郷茶を仕入れたいとの声を、少しずついただくようになりました。もっと各地で富郷茶を知ってもらえれば、農家さんも生産を続けてくれると思っています。

椎茸はこれまでも一部の方は作っていたのですが、これを観光資源にできないかを模索しています。
原木に菌を打ち込む体験をパッケージにできないか。
原木のオーナーになってもらって、収穫できた椎茸を販売できないか。
県内外で、すでにこういった試みをしている地域はたくさんあるので、やり方次第でできるはずです。

そういったことをいろいろと考えながら、協力隊の最後の1年を有意義に過ごしていきたと思います。