こんにちは、協力隊の青木です。
有害鳥獣の駆除依頼を受けて、捕獲・殺処分したイノシシ、シカは穴を掘って埋没処分しないといけません。労力がかかるのはもちろん、捕ってきた生き物をそのまま廃棄するのが一番辛く、嫌になります。
なるべく食べて供養できるように捌くけども一人だと限度があります(;^ω^)
とうとう冷凍庫がパンパンになってしまったので、ソーセージを手作りました。
ちなみに世界には1000種類以上のソーセージがあり、材料や作り方も様々。
日本で、ウィンナーと呼ばれるものは、挽き肉を羊の腸に詰めた太さ20mmm以下のもので、オーストリアのウィーンが語源となっています。また、太さが20mm以上36mmm以下で豚の腸に詰めたものがドイツの地名からフランクフルトと呼ばれ、JASの規格にもなっているそうです。
まずは、ミンサーという機械で肉を挽き、塩、胡椒、ニンニクなどの香辛料と混ぜ合わせました。塩分は肉に対して約2.5パーセンㇳにしましたが、出来上がりが少し塩辛かったので、1.5パーセントでも十分だと思います。
肉を良く練って粘りが出てきたらもう一度ミンサーに入れ、機械の先端にソーセージ作りに使う豚の腸(冷凍した塩漬けのものが売っています)をセットしておき、機械を稼働して挽き肉を詰め込んでいきます。
そして、一つ一つ紐で小分けにし、大きな鍋で茹で上げます。
十分熱が通ったら、真空パックし保存。
業務か!!という勢いで頑張りました・・・
ちなみに今回仕込んだ肉の量は約20キロ(イノシシ、豚脂含む)、ちょっとやりすぎました・・・
午前中いっぱい仕込みを行い、午後からはソーセージの試食をしました。
出来立てホットドックと余ったソーセージ生地を詰めたピーマン肉詰めは絶品でした。
今回の経験で、ミンサーで肉を挽きながら腸詰にしていく作業が結構大変だった…ので、
ウィンナーを詰める専用機械『ソーセージフィーラー』を発注。
3日前に到着しました。
年末年始の休みはこれで作業をはかどらせたいと思っています。
最近、家の調理器具がどんどん肉仕様かつ業務用が増加し、迷走しているような気がしています☆☆☆